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こみっくパーティー Short Story #3
あさひのようにさわやかに その20

 場内の拍手が、曲のイントロが流れ出すとともに、すぅっと潮が引くように静かになった。
 俺も知っている。この曲は、あさひの持ち歌の中でも一番よく知られている、『カードマスターピーチ』のオープニングテーマだ。
 そして、するするとステージの幕が開く。
 パッ
 一本のスポットライトの光が、そこに彼女を照らし出し、俺は思わず立ち上がった。

「瑞希、何やってんだっ!?」

「しーっ!」
「なにしとんねんっ!」
「同志和樹、静かに観覧せぬか」
 同時に回りから叱られて、俺はしぶしぶ座り直すと改めてステージを見上げた。
 そこにいたのは、カードマスターピーチのコスチュームをまとった、でも間違いなく瑞希だった。
 しかし……、さっきはなんか直感的に「瑞希だぁっ」って叫んでしまったが、改めて見るとなんか女の子してるなぁ。
 瑞希はちらっとだけ俺を見ると、片手を上げて、手にしたマイクに向かって叫んだ。
「あはっ、みんな元気ーっ!?」
『げんきーっ』
 瑞希、お前、何があったんだ?
「はいっ、ありがとーっ」
 ……ちょっと待て。確かにいま舞台の上でしゃべってるのは瑞希なんだけど、でも今の声は、カードマスターピーチの声だったぞ。
「みなさん、お久しぶり〜っ! モモ……あ、じゃなくて、カードマスターピーチでーす!」
『おおーーっ!』
 野郎どもが異様などよめきをあげる。
「今日は、桜井あさひコンサートにようこそいらっしゃいましたぁ」
『おーっ!』
「えーっと、こっからは真面目なお話だから、ちょっと退屈かもしれないけど、あの、聞いてください」
 なるほど、瑞希の動作に合わせてあさひが舞台裏から声の吹き替えしてるのか。
 でも、それって両方の息が合ってないとできないよなぁ。あさひもすごいが瑞希もやるもんだ。
 俺がそんなことを思っている間にも、客席は再び静かになった。
 瑞希、いや、カードマスターピーチは、ステージの上から話し掛ける。
「去年の春、桜井あさひはファンのみんなの前から姿を消しました。それがどうして、今になってここに戻ってくることになったのか……」
「聞いてください……」
 そして、ピーチは話を始めた。
 俺とあさひの元に届いた知らせ。俺の決断。そして、あさひの決断。
「あの日、桜井あさひは、自分の心を守るために、みんなの前から姿を消しました。そして、今日戻ってきたのも、自分の心を守るためです。あさひは、この場所が、あの人と出会えたこの場所が大好きなんです。その場所を無くしたくない。だから今日、ここに帰ってきました。そんなあさひの一日だけのわがまま、聞いてください」
 最後は涙声だった。
 と、瑞希の瞳から、光るものがつぅっと落ちた。
 瑞希も、泣いてる?
 と。
 パチパチパチ
 手を叩く音が横から聞こえた。そっちを見ると、大志が大きく手を叩いていた。
 その拍手が広がり、あっというまに割れんばかりの拍手の音が会場を埋める。
「モモちゃーんっ! がんばれーーっ!」
「あさひーっ、ふぁいと〜っ!」
「負けるなーっ!!」
 声援が飛び、そして拍手は一つになっていく。
 それは、桜井あさひを迎える会場の意志となる。
『あさひ! あさひ! あさひ!』
「……ありがとう、みんなっ!」
 瑞希は顔を上げて、大きく両手を広げた。
「それじゃ、お待たせしましたっ! 桜井あさひさんですっ!!」
『わぁぁぁーーーーっっ!!』
 割れんばかりの歓声に迎えられ、そしてあさひがステージの端から登場する。
 瑞希が、そのあさひにマイクを渡し、肩をぽんと叩いて退場していくと、歓声はさらに大きくなった。
 あさひはぺこりと頭を下げると、笑顔で歌い始めた。
 スポットライトに照らされたあさひを、俺は複雑な気分で見つめていた。

 何曲か終わったところで、あさひのMCが入る。
 MC、つまり曲の間の「しゃべり」の部分だ。
「えっと……」
 あ、いきなり詰まってる。大丈夫か?
「あの、あの、えっと……」
 台本がなかったのか? 台本さえあれば、あさひならあれくらい簡単にこなせるはずなのに……。
「えっとえっとっ、こんにちわっ!」
 ぺこっと頭を下げるあさひ。と、勢い良すぎて、被っていた帽子がぽろっとステージに落ちてしまった。
「あっ、ご、ごめんなさいっ」
 どっとウケる客席。でも、別にあさひはウケ狙いでやったんじゃないんだぞ。
 慌てて帽子を拾い上げようとするあさひ。でも、取ろうとした手が滑って、帽子はステージから落ちた。
 俺の目の前に。
 その瞬間、俺は立ち上がっていた。
 帽子の後を追ったあさひの視線が、俺の姿を写す。

 和樹さん……。

 大丈夫。俺がついてるから。

 ……うんっ。

 俺は帽子を拾い上げ、ステージに投げ上げた。あさひはそれをキャッチして、元通りに被り直すと、あははっと照れたように笑った。
「ごめんなさい。久しぶりなもんで、緊張しちゃってるみたい。でも、もう大丈夫だよっ!」
「あさひちゃーんっ!」
「かわいいーっ」
 客席から声が飛ぶ。うん、それには俺も賛成だ。
 どうやらあさひも自分のペースを取り戻したようだった。それ以後は、所々つっかえながらも、なんとか喋りをこなす。歌の方はもう全然問題なし。1年以上のブランクがあるとは思えない堂々とした歌いっぷりだ。

 あっという間に夢のような時間が過ぎていった。
 最後の曲が終わり、万雷の拍手の中、あさひが手を振って舞台の袖に引っ込む。
 そして、ステージに幕が降り、暗くなっていた客席の明かりがつく。
「……ふぅ、良いステージだったな」
 俺は大きく深呼吸して、呟いた。
 と、大志が立ち上がった。
「どうした、大志?」
「同志和樹、吾々にはまだせねばならぬ事があるのだ」
「?」
 首を傾げる俺を無視して、大志は手を叩いて叫んだ。
「アンコール! アンコール!」
 その声は、立ち上がりかけていた人々をも巻き込んで、あっという間に広がっていく。
 ……こいつアジテーターの才能あるよ、絶対に。
 そう思っていると、大志が俺をじろっと見る。
「どうした、同志和樹? アンコールの要求はコンサートの基本中の基本だぞ」
「すごいです〜」
 千紗ちゃんが尊敬の眼差しで大志を見つめている。ううっ、やっぱり教育上良くないかも。
 ま、アンコールに異存はないが……。
 俺はちらっと腕時計を見た。
 コンサートの時間は2時間、つまり3時まで。その後も予定が詰まっているはず。
 時計の針はもう2時50分を指していた。この後客の退場する時間も考えると、さらに延長はいくらなんでもスタッフが許可しないだろう。
 そう思った。だが。
 客席のライトが再び消えた。そしてステージの幕が今一度開く。
『わぁーーーっ』
 観客の歓喜の叫び。
 そして、ステージの真ん中に立つあさひ。
 その時、俺は気が付いた。
 そっか。あの曲をまだ、やってなかったもんな。
「みんな、ありがとう……」
 あさひは、頭を下げた。もう涙声だった。
 そんなあさひを力づけるように、観客の声が飛ぶ。
「あさひーっっ!」
「がんばれーっっ!」
 あさひは顔を上げた。そして、言う。
「でも、ごめんなさい。桜井あさひは、本当のあたしに戻る時間が来てしまいました。……本当にごめんなさいっ」
 もう一度頭を下げる。
 ブーイングが起こるか、と思って思わず身構える俺。
 パチパチパチ
 拍手の音?
 その音の方を見ると、大志が立ち上がって手を叩いていた。
 その拍手がたちまち増殖し、会場を覆い尽くす。
「ありがとーっ、あさひちゃーんっ!」
「良い夢見させてもらったよ〜っ!!」
「……ありがとう、みなさんっ。本当に……」
 あさひは、袖で涙を拭うと、顔を上げた。
「それじゃ、最後に聞いてください。あのとき、最後に歌った歌を、桜井あさひ、今日の最後にもう一度、歌いますっ!!」

 そして、今度こそ本当に、コンサートは終了した。

「すごかったですぅ。千紗感動しちゃいましたぁ!」
「そやな。やっぱライブは迫力がちゃうな〜」
「……とても、楽しかったです」
「ま、まぁ、そこそこ楽しめたわよ」
 会場を出たところで、4人はそれぞれの感想を言ってくれた。
「ありがとう、4人とも」
「あれ? 大志お兄さん、どこ行ったですか?」
 不意に千紗ちゃんがきょろきょろと辺りを見回す。確かに、さっきまでいたはずの大志の姿がない。
 あ。
 大志を捜してきょろきょろしていた俺は、通路を歩いてくるカードマスターピーチの姿を見つけた。同時に向こうもこっちに気付くと、慌てて来た道を戻ろうとする。
「こら、逃げるな瑞希っ!」
 後ろから大声で怒鳴る俺を無視して逃げようとする瑞希。くそ、そっちがその気なら。
「高瀬瑞希っ! 逃げるならここでスリーサイズを公表するぞっ!!」
 あ、こっちに駆け戻ってくる。
「和樹っ! なに恥ずかしいこと言ってるのよっ!!」
「おー、やっぱり瑞希だったのか」
「はっ!」
 慌てるが、アフターフェスティバル、後の祭りである。
「そ、そうよっ。悪いっ!?」
 あ、開き直った。
「別に。しかし、コンサートに来たがらないと思ったらそういうわけだったのか。ちゃんと最初から正直に言えばよかったのに」
「う。そ、それは、そのぉ……」
 かぁっと赤くなって、指をつつき合わせる瑞希。
 横から由宇が口を挟む。
「ま、微妙な乙女心っちゅうやつやな。堪忍したらんかい」
「……乙女? 誰が?」
「そんな事言うのはこの口かぁ、この口かぁっ!」
「いひゃいいひゃいっ! ひゃへほっ!」
 俺はやっとのことで瑞希の魔手から逃れると、口が裂けてないか確認する。
「おー、痛てぇ」
「あんたがくだらない事言うからよっ」
「……しかし……」
 俺は改めて瑞希の姿を上から下までじっくりと見直す。その視線に気付いて、瑞希はかぁっとまた赤くなった。
「あ、あたし着替えてくるっ!」
「いいって。似合ってるぜ、それ。そっかー、あのバッグにはその衣装が入ってたわけかぁ」
「う、うん……」
 赤くなったまま頷く瑞希。
 と、また脇から声がした。
「瑞希ちゃん、見たよ〜。バッチリだったね〜」
「を?」
 振り返ると、玲子ちゃんがウィンクしていた。お、また今日も翔さまのコスプレしてるな。
「そ、そうだった? あはは」
 頭に手を当てて照れ笑いする瑞希。
「またまたご謙遜を〜。もう、はり倒しちゃうゾ。あははっ」
 俺はおそるおそる訊ねた。
「あの、お二人はお知り合い?」
「うん。あたしは瑞希ちゃんのコスプレの師匠、ってとこかな。でも、もう教えることは何もないって感じだけどね〜」
「も、もう、玲子ちゃんっ!」
 慌てて瑞希がその胸を叩く。お、今の鳩尾に入ってないか。
「ぐはっ……」
「あっ、ご、ごめんなさいっ! きゃぁ、大丈夫!?」
 相変わらずがさつな奴だ。
 と、不意に後ろから声がした。
「まだこのようなところにいたのか、同志和樹よ」
「わぁっ! どっから出てきた、大志っ!?」
「おお、同志瑞希もいたのか。プロジェクトPM完遂、一応誉めておこう」
「ど、どうしてそのコードネームまであんたが知ってんのよっ!!」
「ふふふ、まだまだ甘いな同志瑞希。吾輩を同志和樹と同列には見て欲しくないぞ」
 ……もしかして、気付いてなかったのは俺だけ? ううっ、俺って一体……。
 俺が落ち込んでいると、大志が振り返った。
「そうそう。同志、貴様は楽屋には行かぬのか?」
「え? でも、俺は……」
「……行ってくるがいい」
 大志は眼鏡の位置を直しながら言った。
「桜井あさひ嬢は、はなはだ心外ではあるが、今、貴様に逢いたいのではないのかな?」
「でも、俺が行ってもいいのか? 第一楽屋には俺みたいな一般人は入れないんじゃ……」
「和樹!」
 その声に振り返ると、瑞希がぽいっとプラスチックのカードのようなものを投げてよこした。
「それ、バックパスよ。それがあれば楽屋に入れるわ。あたしにはもう用はないから、和樹にあげる」
「……サンキュ」
「“ブラザー2”の撤収はこちらに任せておいてもらおう。今日のところは、貴様は以後、自由にするが良かろう」
「おう、頼むぜ、大志!」
 俺は、自分のバッグの中にあれが入っているのを確かめ、駆け出そうとした。
「あっ、和樹……」
「ん?」
 振り返ると、詠美が駆け寄ってきた。そして、笑顔で言う。
「負けたって、言っといて」
「……ああ」
 俺は頷いて、今度こそ駆け出した。

 ステージ裏には、瑞希の渡してくれたバックパスを見せるとすんなりと入ることができた。
 それにしても、楽屋は……どこだ?
 くそ、同じような部屋ばかりで……。
「あら、和樹くんじゃない」
 不意に声をかけられて、ぎくっとする。おそるおそる振り返ると、そこにいたのは澤田編集長だった。
「編集長! あ、あの、あのこれにはですねっ!」
「ふふっ。コンサート成功、おめでとう」
「あ、ありがとうございます」
 頭を下げると、編集長は笑顔で言った。
「それともう一つ、おめでとう」
「え?」
「今、うちの社長と話してたんだけど、社長も今日の会場やコンサートを見て、これなら出資してもいいだろうって。もちろん、まだ正式決定じゃないけど、ま、内定ってところね」
「それじゃ!」
「ええ」
 編集長は頷いた。
「こみっくパーティーは、なんとか存続しそうよ。それが今のままの形ってわけにはいかないにしても、ね」
「……ありがとうございます」
 俺はもう一度頭を下げた。編集長はくすっと笑った。
「それから……」
「あ、はい?」
「あさひちゃんの楽屋はあそこよ」

 トントン
 ドアをノックすると、「どうぞ」という声が返って来た。俺はドアを開けた。
 普段着に着替えたあさひが、ファンの持ってきたんだろう花束に埋もれるようにして、そこにいた。
「和樹さん!?」
「あさひ……」
 あさひが、とたたっと駆け寄ってくる。俺は大きく両腕を広げて、そんなあさひを抱きしめた。そして耳元で囁く。
「コンサート成功、おめでとう」
「ううん。和樹さんが見ていてくれたから、あたし頑張れた……」
 不意に、あさひは泣き出した。
「ありがとう、和樹さんっ、ありがとうっ」
「あさひ……」
「ご、ごめんなさい、なんだか涙が、止まらなくって……」
 俺は、あさひを抱く腕の力を強くした。
 あさひは、そんな俺の腕の中で泣き続けた。
 何故泣いてるのか、俺にも、おそらくはあさひ自身にも、よく判っていなかった。
 でも、説明できない涙でも、いいじゃないか。
 そう思いながら、俺はずっと、あさひを抱きしめていた。

 ようやく泣きやんだあさひは、恥ずかしそうな顔で俺から離れた。
「ごめんなさい、和樹さん……。ダメですね、あたし、泣き虫で」
「いいんだよ」
 俺はポンポンとあさひの頭を軽く叩いた。あさひはぺろっと舌を出して、えへへと笑う。
 大きく伸びをして、俺は言った。
「ともかく、お互いに上手くいったから、良しとしよう」
「お互いって……、それじゃ和樹さんの方も?」
「ああ。見事完売」
「おめでとうございます」
 ぺこりと頭を下げると、あさひは不意にしょげた顔になった。
「でも、全部売れちゃったんですね。あたし、和樹さんの漫画、楽しみにしてたのに」
「大丈夫だよ」
 俺は、自分のバッグから、一冊の本を取りだした。そしてあさひに渡す。
「はい。これが俺の描いた本だ」
「えっ?」
 あさひはそれを受け取った。そして表紙を見て俺に尋ねる。
「もしかして、これ、あたし?」
 そう。表紙に俺が描いたのは、あさひの笑顔だった。
「……あの、読んでもいいですか?」
「どうぞ」
 ちょっとくすぐったい思いに駆られながらも、俺は頷いた。
 あさひはページをめくって、顔を上げる。
「あの、和樹さん、これって……」
 最初のページ。
 こみパ会場の片隅で、話そうと思っていたことを書いたカンペを無くしてしまい、途方に暮れる少女と、その少女に声をかけるおせっかいな男。
 俺が頷くと、あさひはページをめくった。
「あ、これも……。これもあたし……」
 そう。
 俺が描いたのは、俺とあさひの物語。

「ごめんなさい。もっと時間があれば、和樹さんのお話しもゆっくり聞きたかったんですけど……」
「俺の、話ですか?」
「ええ。結構みんな知りたがってるのよ、あなたとあさひさんのこと」

 夏こみの申込書を書くときに、南さんが言ったあの言葉をヒントにして、俺が書き上げた本。
 描いた理由は、ただ一つ。
 知って欲しかった。俺とあさひが、どのように愛を育んできたのかを。

 最後のページを閉じると、あさひは顔を上げた。
「どうだった?」
「……和樹さん」
 あさひは涙ぐんでいた。
「あたし、嬉しいです」
「あさひ……」
 俺はもう一度、そっとあさひを抱きしめた。

 しばらくそうしてから、俺達は立ち上がった。
「よし、帰ろう。みらいも待ってるだろうな」
「はい、和樹さん」
 こくりと頷くと、あさひは俺の腕に自分の腕を絡めた。
「行きましょう」

 あさひが本を読むのを待っている間に時間が過ぎていたらしく、俺達がバックステージから外に出たちょうどその時、スピーカーからアナウンスが流れてきた。
『本日のこみっくパーティーは、これをもちまして終了といたします』
 わぁーっ
 どよめきと拍手が、ここまで聞こえてくる。
 その歓声に背を向けて、俺達は歩き出した。
 あさひの胸には、しっかりと俺の本が抱えられている。
「この本、いつかみらいにも読ませてあげたいな」
「ああ……。俺達の歩いてきた道を、知ってもらうためにね」
 こくりと頷くと、あさひは“俺達”の本を高く掲げた。
 そして、俺の大好きな声で、そのタイトルを読み上げた。

『あさひのようにさわやかに』


<出演>
千堂 和樹
千堂(旧姓:桜井)あさひ
千堂 みらい

高瀬 瑞希

九品仏 大志

大庭 詠美
猪名川 由宇

塚本 千紗
牧村 南
長谷部 彩
芳賀 玲子
立川 郁美
立川 雄蔵


<原作>
こみっくパーティー
     リーフ/アクアプラス 1999
<脚本>
晴海姉ぇ



完結

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あとがき
 珍しく予告通り終わりました(笑)  
 あさひのようにさわやかに その20 99/11/21 Up