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Kanon Short Story #15
プールに行こう5 アンケート結果発表(2001年10月1日版)
名雪「……くー」
祐一「寝るなっ!!」
ぼかっ
名雪「う〜、頭が痛いよ〜」
あゆ「うぐぅ……、毎回同じ出だしだよう……」
祐一「気にするな。いわゆる様式美ってやつだ」
名雪「祐一ひどいよ〜。そんなことでわたしの頭をぽんぽん叩かないで」
祐一「それなら寝るなっ!」
香里「無理ね」
祐一「それもそうか」
名雪「祐一も香里も嫌い〜」
栞「前説はそれくらいにして、それじゃプールに行こう5の最終回アンケートの集計結果発表に行きますね〜」
あゆ「わーっ、ぱちぱちぱち」
美汐「集計した2001年10月1日現在で、有効投票総数は189票でした。投票してくださったみなさま、ありがとうございました」
祐一「相変わらずおばさんくさいな、天野」
美汐「はぁ……。相沢さんは相変わらず失礼ですね」
香里「はいはい、それくらいにしてさっさとやりましょう」
祐一「まぁ、そうだな。それじゃ、これからいくか」
最優秀助演女優賞
栞「前回、前々回ともに天野さんが取った賞ですね」
美汐「恐れ入ります」
祐一「それじゃ、さっといってみるか」
4位 美坂香里 6票
3位 倉田佐祐理 7票
2位 水瀬秋子 13票
1位 天野美汐 162票
名雪「ちなみに、「該当なし」は2票だったよ」
祐一「むー、当たり前すぎておもしろみに欠けるな」
香里「ま、当然といえば当然。いわゆる鉄板試合ってところね」
栞「そうですね。瑞姫さんの話でも、温泉の話でもキーパーソンでしたし」
佐祐理「あはは〜。おめでとうございます〜。ぱちぱち」
美汐「あ、ありがとうございます」
祐一「お、珍しく照れてるのか、天野?」
名雪「もう、祐一、からかったらダメだよ。ごめんね、天野さん」
美汐「いえ、気にしてませんから」
真琴「わ〜、おめでと〜、美汐っ」
美汐「真琴、ありがとう」
秋子「今回の天野さんの票は、実に全体の86%と、過去最高の得票率でした。本当に、文句のつけようがありませんね」
祐一「……なぁ、名雪。秋子さん、実は怒ってないか?」
名雪「そんなことないよ〜。ね、お母さん」
秋子「ええ。あ、祐一さん。後でちょっとジャムの味見を手伝ってくれませんか?」
祐一(……怒ってる。ぜったい怒ってる)
佐祐理「それでは、次にいってみましょう」
一番割を食ってしまったヒロイン賞
あゆ「うぐぅ……」
真琴「あゆあゆ、何落ち込んでるの?」
あゆ「だって……」
栞「あ、あゆさん、まだわからないですよっ!」
祐一「そういえば、あゆは前回ぶっちぎりでトップだったな。今回は連覇がかかってるってわけか。頑張れよ」
あゆ「そんなのに頑張りたくないよっ!」
栞「まぁまぁ、あゆさん。それはそれでセールスポイントになるかも知れませんよ」
あゆ「うぐぅ、栞ちゃんの意地悪〜」
佐祐理「あはは〜。それじゃ結果発表です。あ、ちなみに「該当なし」は34票ありました〜」
6位 沢渡真琴 4票
5位 川澄 舞 8票
4位 坂本瑞姫 14票
3位 水瀬名雪 26票
2位 月宮あゆ 45票
1位 美坂 栞 58票
栞「……え?」
あゆ「うぐぅ、嬉しいけど複雑だよ……」
香里「ちょっと、これってどういうことよ? 相沢くん、説明してくれないかしら?」
祐一「待て待てっ! 俺がそうしたわけじゃないっ!」
名雪「そうだよ、香里。だから落ち着いてよ〜」
栞「……これって、誰かが見ている夢なのかもしれませんよ。うふふっ」
あゆ「わわっ! 栞ちゃんが壊れたっ!」
香里「栞っ、しっかりして、栞っ!!」
祐一「こうなったら人工呼吸しかないぞっ!」
名雪「祐一、どさくさまぎれに変なこと言わないで」
佐祐理「あはは〜、舞は5番目でしたね〜」
舞「……それって、いいの?」
美汐「おそらくは、良いのではないかと思います」
真琴「わ〜い、真琴一番下だもんっ!」
美汐「はい」
栞「……冬の、冬の日本海を知ってますか……?」
香里「栞っ、正気に戻ってっ!」
佐祐理「あっちじゃ大騒ぎしてますけど、こっちはこっちで進めちゃいましょうか。ね、舞?」
舞「(こくり)」
佐祐理「では、次はこの設問です」
『プール4』以降、祐一は名雪と付き合ってますが、この後2人は……
佐祐理「これはですね、この後『プール6』があるとしたら、非常に重要な設問になるって作者の人が言ってたんですよ〜」
舞「どういうこと?」
佐祐理「はい。この結果によっては、祐一さんは名雪さんと別れるかも、と言ってたんです。そうすると舞にもチャンスですね〜」
舞「(赤くなってチョップ)」
佐祐理「あはは〜。それじゃ結果発表です〜」
このまま付き合っていく:135票
別れて祐一はシングル:12票
別れて祐一はほかのヒロインとくっつく:8票
別れて祐一はヒロイン以外とくっつく:34票
佐祐理「はい、こんなわけで、舞にとっては残念ですけど、佐祐理はこれでいいんじゃないかって思います」
舞「……私も」
美汐「ええと、割合で集計すると、現状維持派が7割を越えてることになりました」
あゆ「おめでとう、名雪さん」
名雪「あはは、ちょっと恥ずかしいよ〜」
香里「そう言いながら嬉しそうね、名雪」
名雪「もう、香里ってばぁ〜」
あゆ「……でも“ほかのヒロインとくっつく”よりも“ヒロイン以外とくっつく”の方がずっと票数が多いんだね……」
祐一「それだけ、あゆ達に新鮮味が無いってことじゃないのか?」
あゆ「うぐぅ、ひどいよ祐一くん……」
栞「そうですっ!」
祐一「わっ、いきなり復活したな、栞」
栞「当たり前ですっ! どうせ私は一度は死にかけたんですから、これくらい何でもないですよっ!」
祐一「うむ、その意気だ。ま、『プール6』が無い限り栞の復権はないけどな」
栞「えぅ〜〜。そんなこと言う人、だいっ嫌いですっ!!」
香里「……書きなさい」
祐一「わ、なんだよ香里?」
香里「プール6を、栞ヒロインで書きなさい。これは命令よ」
名雪「わ、香里ひどいよ〜」
香里「私に名雪なんて親友はいないわ」
あゆ「わわ! 栞ちゃん、香里さんが怖いよっ!」
栞「えーと、まぁよくあることですから(汗)」
祐一「ま、それはそれとして、次にいってみるか」
『プール』シリーズは、いつごろからリアルタイムで読んでくださってますか?
祐一「これはあっさりいこう。こうなってた」
プール1が前中後完結編だった頃から:24票(13%)
プール1がEpisode制になってから:14票(7%)
プール2が始まった頃から:11票(6%)
プール2の「マコピーを救えキャンペーン」を覚えてる:12票(6%)
プール3のPrototypeシリーズを覚えてる:14票(7%)
プール3の連載中:53票(28%)
プール4の連載中:29票(15%)
プール5の連載中:27票(13%)
プール5の連載が終わってから、圧縮パックでまとめて読んだ:5票(3%)
真琴「へぇ、最初は前中後完結編だったんだ。ま、それはいいんだけど、“マコピーを救えキャンペーン”って何?」
祐一「……いろいろあったんだ(遠い目)」
真琴「それじゃわかんないわようっ!!」
美汐「真琴、落ち着いて(なでなで)」
真琴「あ、あう〜〜」
祐一「まぁそれはともかく、やっぱりプール3辺りからって人が一番多いみたいだな」
名雪「でも、一番最初っから読んでくれてる人もいっぱいいるんだね〜。わたし、嬉しいよ〜」
美汐「もちろん、最初から読んでいた人が、途中から読み始めた人よりも偉いというわけではありませんけどね」
あゆ「うぐぅ……、いろんな意味で危ない発言だよぉ……」
香里「それじゃ、次にこれね」
プール1〜5で、どれが一番好き?
祐一「これは単純に並べてみよう。こうなるわけだ」
プール1:25票(13%)
プール2:22票(12%)
プール3:92票(49%)
プール4:35票(19%)
プール5:15票(8%)
祐一「まぁ見ての通り、圧倒的に3が人気だな」
美汐「こういうものは、新しい方が印象が強いので人気もあるものなのですが……。やはり、つまらないということなのでしょうか」
祐一「まぁ、この調子だと『プール6』なんて出しても知れてるよな、と」
名雪「……そうなのかなぁ?」
あゆ「うぐぅ」
祐一「それじゃ、さっさと次行くぞ」
美汐「次が最後ですね」
あゆ「えっ? 最後っていうと、あれ?」
美汐「はい」
『プール5』で一番美味しかったヒロイン賞
祐一「ま、文字通りの『プール5』のメインヒロインだな」
美汐「ちなみに、プール3では真琴、プール4では名雪さんでしたね」
祐一「それじゃ、結果発表。一気にいくぞ!」
6位 美坂 栞 1票
5位 沢渡真琴 8票
4位 月宮あゆ 25票
3位 坂本瑞姫 41票
2位 川澄 舞 43票
1位 水瀬名雪 47票
栞「……祐一さん、私、最後まで笑っていられましたか?」
香里「し、栞っ!? しっかりして、栞っ!!」
栞「うふ、うふふふっ。起こらないから奇跡っていうんですよ……」
あゆ「うぐぅ、栞ちゃんが壊れちゃったよぉ」
祐一「えーっと、今回も前回に続いて名雪の二連覇となったわけだが、しかし今回は最後までもつれたよなぁ」
美汐「そうですね。瑞姫さん、川澄先輩、水瀬先輩の三つどもえでした。最後の最後で、水瀬先輩が鼻でかわしてそのまま逃げ切った、というところです」
佐祐理「あははっ、頑張ったね、舞」
舞「……うん」
祐一「で、最後に締めくくりとして、ヒロイン認定された名雪から一言」
名雪「……くー」
祐一「寝るな〜っ!!」
das Ende
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